メンバー座談会#001  JC女子座談会

ひとりひとりの「個性」を活かせば、社会はもっと良くなる。             今、「ダイバーシティ」と呼ばれる考え方が注目されています。

女性の働き方として、「起業」にも注目を

土屋:菊地さんはもともと専業主婦だったそうで。いまは社会保険労務士の資格をお持ちで保育園経営もされていて、子育てをしながらエネルギッシュに仕事なさっていますよね。菊地さんのように、女性が社会に出て活躍するためには何から始めたらいいと思いますか。

菊地:仕事というと会社に勧めることを思い浮かべる方が多いと思いますが、人によっては起業もいいんじゃないでしょうか。ハードルが高いように見えてもにそうでもありませんから。むしろ、子供がいるお母さんにとっては、ラクかもしれないと感じて。時間を自由に使えるし、マイペースで仕事ができるし。起業の実情をもっと広く伝えることができればと、いつも思いますね。

畠山:そういう方面のセミナーって、あるのですか?

菊池:ええ。つい先週もやりました。主婦の方がたくさん参加されます。まずはオフィスを構えずにご自宅で気軽にプチ起業のような感じで初めて、やがて本格的にビジネスを立ち上げるというパターンが多いですね。パン教室から拡大していった方、女性向けのアプリを開発した方、Web制作の方などなど、実に多種多彩です。

土屋:やっぱり、体験者の話を聞くのが一番でしょうね。子供がいても起業というと、とても大変そうなイメージがありますし。

菊池:無収入の主婦の立場でスタートするので、男性の場合とはちょっと意味合いが違うと思うんですよね。構えず、気負わず、まず進んでみることが大切ではないでしょうか。

畠山:起業に踏み出すのは、気持ちの問題なのかしら。

菊池:私は深刻に考えすぎないようにしましたけどね。最初は月収4千円(笑)。さほど気になりませんでしたよ。

堀江:でも、自宅で起業できるっていうのは魅力ですね。気持ち的に負担が軽そう。

畠山:起業の敷居がグンと低くなったような気がします。

堀江:それに、いまは法人化しなくてもよくなりましたしね。どこか、起業についてのためになる情報を収集できる場があれば心強いのに。私は何も知らずに起業して大変な目にあいましたけど(笑)。

JCで得ることで得ることができる、出会い、新発見、刺激…

畠山:最近、特に痛感するのは、情報収集の大切さ。私はいつも研究室にこもっているので、人とふれあう機会がほとんどないんです。それで、JCにはあらゆる業種の人が在籍しているという話を聞いて、入会しました。多くの人と交流すれば、自分の世界がもっと広がるんじゃないかと思って。

土屋:そういう意味では、JCはぴったりですよね。本当にさまざまな人がいて。

畠山:いま自分がたずさわっている仕事は医療関係の人しか接触がないので、ある程度、省略して話しても内容が通じるんです。相手はみんな基礎知識はあるし。でも、異業種の方には、基本的な部分から詳しく説明しなくちゃならない。これで、私自身が自分の仕事を実はよく理解していなかったんだなとあらためて気づかされたり、もっと勉強しなくちゃって思ったり。JCは新発見がいっぱいありますよね。

堀江:私も以前は女性だけの職場で、あまり話す機会がなくて…。いろいろな職業の経営者と知り合いになれたのは大きな収穫です。他の人たちは難局をこうして乗り越えたんだなとか、皆さん悩みをもっているんだなとか、話を聞いたら気持ちがちょっとラクになって。

土屋:私もありますよ。なんでもひとりで抱え込まないで、多くの人とコミュニケーションするっていいリフレッシュになりますもんね。

堀江:とにかく積極的に考えていると、困難も切り抜けられるし、可能性は広がるものですよ。

菊池:そう、前向きな姿勢は働く女性にも、働きたい女性にも、不可欠だと思います。

畠山:それに、旦那さんが理解してくれることも大きなポイントじゃないですか。だって、一番身近な人が応援してくれないと…。

土屋:うん、うん。働く女性にエールと言うより、働きたい妻を持つ夫に、もう少し理解をうながしたい気持ちはありますね。あ、理解してくださっている方もたくさんいるんですよ。

堀江:夫、家族、友人…。周りの理解や協力ってありがたいですよ。

土屋:いま、働きたいのに躊躇している女性に向けて、菊地さんから何かメッセージはありませんか?

女性が前に進むことで、まちはますます元気に


菊池:う~ん、高いスキルをもっている人なんか、本当にもったいないなって。前に出ることで自分の世界は大きくかわるのに。いいえ、自分次第で変えられるのに働き始めれば、その変化を強く実感できると思います。

堀江:菊地さんも、変化がありましたか。

菊池そうですね。いい変化もあれば、よくない変化もありましたけど、何でも経験することに意義があると思います。確実に進歩しているということをしっかり感じているので。

畠山:それは、やはり仕事をしているからこそと。

菊池:もちろんです。まず、女性たちが自分自身の幸せのために可能性が切り開く。その輝きが連鎖して私たちが暮らす社会が活気づいていくのではないでしょうか。

ゲスト PROFILE
菊地 加奈子さん 

(株)フェアリーランド代表
  社会保険労務士

横浜市出身。早稲田大学商学部卒業後大手商社に就職となり、第三子出産1か月前に社会保険労務士に合格。出産後社会保険労務士事務所を開業。第四子出産を機に(株)フェアリーランドを設立し、保育園『育みの家 フェアリーランド』を開園。現在五子の母。2014年度人間力大賞横浜JC推薦。

(一社)横浜青年会議所女性会員

左:堀江 智子さん 横浜市内でエステティックサロンを経営。2013年度(一社)横浜青年会議所入会

中右:土屋はるかさん 横浜市内の保育園施設長2013年(一社)横浜青年会議所入会

右:畠山晴良さん 都内の研究所に勤務。2013年(一社)横浜青年会議所入会

撮影協力 建食優菜 ひら

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